XR100モタードだが、グロムと一緒に走ると25ccのトルクの差は大きく、トップギヤの加速で大きく離される。これではいかんと115cc化を決意。
115CCキットは各社から出ている。武川、キタコは今までもよく使ったので、今度はシフトアップを使ってみた。価格が安いので不安だったが、届いたキットはパッキングも丁寧で、インテークパッキン、エキゾーストガスケットも付属してオールインワンになっていた。
最も気にしていていたピストンだが、流行のショートスカートで軽量化に取り組んであって、純正との重量比でわずか数グラムのアップ。これは期待できると思った。スリーブの厚みは約1.3mmと純正の半分しかないが、もともと100のエンジンがぎりぎりのスリーブ厚しかなかったので、115化すると各社この程度の厚みしか残せないだろう。耐久性という面でちょっと心配だ。
オイルリングの作りはちょっと心配。組み込みに手こずったオイルリングは初めてだった。
ピストンは耐水ペーパーで面取をしてから組み付ける。スリーブが薄いせいもあって、リングをすぼめながらのシリンダの組み込みだけには気を遣う。
あとはエイプ系エンジンを良くいじっている人なら、いつもの慣れた作業である。
そうそう、エイプ系エンジンは車体から降ろさないとボアアップ作業はできないので、初めて作業をする人はご注意を。
115キットを組み込むついでに、強化カムチェーン、強化クラッチセットも組み込む。
ヨシムラカム+115cc+PC20の威力はどんなものだと思って、キックするが、キャブのセッティングが合っていないのか、始動に苦労する。やっと始動したが、濃すぎて全くダメだ。メインジェット、ジェットニードル段数を数回変更して、やっとセッティングが出る。
加速は15%アップ分をはっきり体感できる。慣らしもせずに全開はやりたくなかったが、高回転域のキャブセッティングを見たかったので、上まで回すと、楽に100kmに届く。
ギア比はF15、R32で、純正より少しだけハイギヤードだが、ローギアでアクセルを上手に合わせると、アクセルだけでフロントが浮くが、フロントアップを楽しんでいると、420SRの強化ドライブチェーンが伸びてしまった。
ノーマルよりかなりパワーアップしたエンジンは駆動系に負担をかけるようだ。耐久性の不安も抱えているし、あまり無茶をするのは止めよう。
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