4.0/5
サンバイザーのレバー分か少し下膨れかな?マルチテック程の違和感ではないが。
ワンタッチあご紐も使いやすく、ロック機構も安心感あり。
ベンチレーションは、スライド部が大きくグローブしたまま開閉がしやすく、しかも前は左手だけで操作出来るのがいい。
サンバイザー収納の関係で後退した穴位置も、あまりシールド上端直近に穴があってもシールドを少し上げた時などに塞いでしまうので、丁度良いだろう。
働きは、凄く良くもないが言うほど悪くもない。冬の冷気がスーッと抜けていくのを感じられた。ただ閉めてもピタッと止まる感じも無かったが。
インナーサンバイザーについては、レバーに操作しにくさは感じない。収納時の最後に1ノッチある感覚もいい。取り外しも出来てメンテもしやすそう。
ただひとつ、もう少し下まで伸びて欲しかった、あと5mmは。鼻の上に隙間があり過ぎが残念。鼻の高さの違いもあるのだろうが、日本メーカーなのだからもう少し日本サイズにするべき。
シールドは、やはり圧着機構が素晴らしい。
段階的開閉では無くなったが、確かにほとんど一番上か一番下でしか使わないのも事実。
下端の出っ張りは期待通りの整流効果。1月でも結構顎が冷えない。持って閉めやすいし、置いた時なども安心感ある。
視界に歪みも全く感じない。さすがSHOEI。
ピンロックシートの視界の範囲は上端は帽体に隠れて見えないほどで、ライディング時にアゴを引いた体勢で(マルチテックなどの)見えずらさは全く感じない。左右も申し分ない。下方向のカバー範囲は少ないが、走行に支障ないし構造上仕方ないのかもしれない。
垂れてきた雨がピンロックシートの内側に入ると見えづらいし、乱反射のギラツキなどデメリットも併せ持つ。見た目はいまいちだし。
驚いたのは、全体的な剛性による安心感と、風切り音の少なさ。
必然的に体感スピードが低く感じられて、さらにアクセルを開けたくなっている。
フルフェイスやシステム型のような安定感だが、視界は広くストレスを感じない。
このヘルメットは「システム型」と「ジェット型」の間に位置するような気がする。
思っていたより上等なジェットヘルに進化してしまったな、という感想。
まさに上質な「クルーザー」的立ち位置。かなりのレベルの完成度。
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