| 取り付け・精度 | 5 |
|---|---|
| 品質・質感 | 4 |
| 性能・機能 | 3 |
| コストパフォーマンス | 3 |
| 耐久性 | 5 |
7,000キロほど使用して、使用をやめて純正の濾紙タイプに戻したので、使用終了のレビューを書きます。初期のレビューに書いたとおり8,000回転以上の力強さは増す感じですが、しばらく乗ってみると全体のトルクカーブのバランスが悪く、とくに乗りにくくなった印象が強いです。高回転域を使い切ることに主眼を置く場合は良いかもしれませんが、R1の場合普段は逆に8,000回転以下しか使わないので、フィーリング悪化のデメリットの方が大きいです。
考察するに、理由は二つあり、ひとつはR1(2006)はO2センサーのクローズドループ制御がないので、燃料噴射量は車両の持つ規定のマップに従って噴射するのみです。吸気の量が増えてもそれに合わせて燃料が増えることがないため、吸気が増えただけ薄くなります。すると、もともと濃いめに噴射している高回転域は吸気効率アップ分だけ力が増しますが、排ガス対策でギリギリに薄く噴射している低?中回転域は力感が逆になくなってしまうようです。とくに7,000回転付近にトルクの谷を感じます。
もうひとつは、エレメントの作りの問題で、ノーマルの濾紙式に比較して外形の枠部分(黒い縁取り)の幅が広く、エレメントの有効部分が小さいです。R1(2006)の場合、エアクリボックスの中でのエレメントからインテークのファンネルは並行的にUターンする位置関係で、結果1,4番の吸気よりも2,3番の吸気が良くなってしまい、気筒間のバランスが崩れるんじゃないかと思われます。R1ならではの珠玉の回転フィールが、少し雑な感じになります。またエアクリがライダーの顔の直下ということもあり、コットンのエレメントでは吸気音が五月蠅く聞こえてシルキーでなくなり、それもフィーリング悪化と感じる要因です。
っというわけで、Monster796では非常に効果的で素晴らしいK&Nは、R1ではイマイチで、結局外しました。
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