| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
|
|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
|
| 作業スキル | 初心者
プロ級
|
| 品質・質感 | 5 |
| 握り心地 | 5 |
保護ねこZX-10のレストア・カスタムも大詰め、カスタムしたハンドルやブレーキキャリパーなどを取り付け、一番最後になるのがアクセルワイヤーなどの長さのあるパーツです。
もともと、我が家にやって来た時から、右ハンドルスイッチボックスはスリムタイプのものに交換されており、メーカー不明のハイスロが取り付けられていました。ですが、そのハイスロも錆びたりワイヤーもちぎれそうになっていたので、新しいものを取り付けることにしました。
今回選んだのは、「ACTIVE 汎用ハイスロットルキット[EVO2] 巻取径φ40」です。
はじめは、他車種用のもので取り付けられそうなものを選ぶことも考えましたが、折角カスタムをしているので、実車に合った寸法に加工できる汎用品を選びました。
スロットルの巻取径については、色々と調べたのですが、折角取り付けるのでZX-10純正のφ36.5より大きく、かつある程度変化が感じられるようにφ40としました。
取付は附属の取扱説明書をしっかり確認して作業すれば大丈夫ですが、私なりに工夫を凝らした点についてお伝えします。
�@ハイスロキットを仮組して車体に取付。
�Aキャブレターの引き側と戻し側までの長さを確認して(アウターチューブにカシメる金具も仮付け)アウターチューブにマスキングテープでマーキング。アウターチューブがハンドルを左右に切ったときに引っかかったり干渉しないことを必ず確認。
�B一旦車体からハイスロキットを取り外し、インナーワイヤーを抜き取り、アウターチューブをカット。
�C取扱説明書ではニッパーでカットしていますが、アウターチューブの中のステンレスの芯が潰れれるとナイロンスリーブも潰れてしまいワイヤーが通らなくなるので、バイスにアウターチューブを固定して、グラインダーにステンレスカット用のディスクを取り付けて切断。この際、じんわりではなくてためらわずスパっと切るのがコツ。
�Dアウターチューブにスロットルボディ側の金具をカシメる。
�Eワイヤーの長さを決める際、キャブレターを車体から取り外し、ガレージに余っていたハンドルバーにハイスロキットを仮組、スロットルが回ってワイヤーの長さが変わらないようにマスキングテープでしっかり固定。
�Fキャブレターのケーブルホルダーにアクセルワイヤーを仮組して、タイコが収まる位置までの大よその長さを図り、丁度良い位置にタイコがくるように調整。一度では決まらないので何度か調整。
�Gアクセルワイヤーの長さが決まったら余分なワイヤーをカット。ニッパーでは切れないので、ワイヤーカッター(画像2枚目の赤いハンドルの工具)を使用。
�Hタイコをイモネジ+ハンダ付けで確実に固定。ワイヤーの余分とハンダの余分な部分をディスクグラインダーで削り適切なサイズ(幅6.5mm以下)にする。幅が広すぎたりワイヤーの余分があるとタイコが取り付けできません。
以上でハイスロキットの加工は完了です。
あとは車体に組み込みアジャストナットでワイヤーの遊びを調整して、愛車のカスタムに合わせたピッタリのハイスロキットが出来上がりです。
初めてのチャレンジでしたので、自分で長さを決めたり、ワイヤーをカットしたりするときは後戻りが出来ないので、かなり緊張と勇気が必要でしたが、完成したときの感動や喜びはひとしおです!
出来栄えは、正に愛車にあつらえたかのようにピッタリで、アクセルの開閉も思惑通りに仕上がりました。
これでまた少し作業スキルもアップできたと感じています。
私の場合、たまたま加工に必要な工具を持っていたので、余分な出費はほとんどありませんでしたが、工具が無い場合はご自身で作業されるよりも、「Webikeピットイン パーツ直送・取付サービス」などを利用されたり、オートバイショップに依頼された方が、時間や工具にかかるコストと精神的にも良いかと思います。
ハイスロットル(ハイスロ)の「巻取径」とは、スロットルパイプ内でワイヤーを巻き取るドラム部分の直径(φ)です。ここを純正より大きくすることで、手首の少ない回転(少ない開度)でスロットルを全開にできる仕組みです。具体的な巻取径と選び方について、ACTIVEのラインナップ(φ28?φ44)を基準に分かりやすくまとめてみました。
【巻取径とスロットル開度の変化】
多くの一般的なオートバイの純正巻取径は φ32?φ35mm前後 です。これを大きくするほど「ハイスロ化」し、手首の負担を減らせます。
■大径(φ40?φ44)
特徴:少ない手首の返しで全開にできる(レース・サーキット向け)。
注意:アクセルが少し開いただけでドンツキ(急加速)しやすくなり、街乗りや渋滞では繊細なアクセルワークが難しくなります。
■中径(φ36?φ38)
特徴:多くの車種で純正からのステップアップに最適。
メリット:サーキットでの扱いやすさはもちろん、ツーリングや街乗りでも疲れにくく、バランスの取れたサイズです。
■小径(?φ32)
特徴:スロットル開度が純正より広くなる(ロースロ化)。
メリット:繊細なアクセルコントロールが求められるオフロード車や、パワー特性がシビアな大排気量車で乗りやすさを向上させるために使われます。
【失敗しない選び方のポイント】
巻取径を大きくする際は、ご自身の乗っているバイクの「純正巻取径」を把握し、そこから+2?4mm程度アップさせるのが一般的です。いきなり極端に大きいサイズ(φ44など)にすると、ケーブルの長さ(遊び)が足りなくなったり、アクセルが重く感じたりすることがありますのでご注意ください。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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