| コストパフォーマンス | 4 |
|---|---|
| 耐久性 | 3 |
| ハンドリング | 5 |
| ドライグリップ | 5 |
| 温まりやすさ | 4 |
筑波ツーリストトロフィーにおいて、とあるクラスにおいてはほぼ装着率90%を以上を誇るスーパータイヤ!。
そして、公道走行可能ながら、個人的見解では公道を走ってほしくないタイヤ。
だって公道用タイヤなのにコンパウンドが「ソフト(SC1)」「ミディアム(SC2)」があるなんて、おかしいでしょ!空気圧と温度に対する要求がそれなりにシビアで、コイツの性能を発揮するにはタイヤウォーマーが必須。
特にソフトコンパウンドであるSC1の最大の特徴はやはりそのグリップです。「何をどうしたら滑るんだろ?」というくらいのウルトラグリップです。そして、そのグリップはフルバンク近辺の「端をつぶしまくった」状態で最も発揮されます。そのフルバンク近辺のグリップを生かし、高いコーナリングフォースを掛けつつのパワーオンによる2次旋回は、容易にあなたを未経験ゾーンへ放り込みます。
そう、このタイヤの性能を生かすには「その領域」へマシンを放り込む必要があるんです。
「マシンをバンクさせつつ」「1次旋回でフロントに思いっきり加重を掛けながら」「ブレーキングを継続しながら」フルバンクへ持ち込んで速度をコーナリングフォースへ変換しない限り「その領域」、つまり縦Gで頭が抑えられるような感覚すらある速度域には持ち込めず、そのためには信頼できるフロントタイヤが必要です。
ここまで行けるのか、ここまで行けるのか・・・
もちろん一気にイケば飛んじゃいますから、じわりじわりと削り取るように攻め込みます、そのときのパートナーとしてはコイツ、「PIRELLI DIABLO SUPERCORSA V2」は最高の相棒となるはずです。
泣き所・・・といいますか、使い方がアレだと発生してしまうのが「アブレーション」。いわゆる、異常磨耗。
たいていの場合、空気圧が合っておらず
・エア圧が高すぎてタイヤをつぶしきれず、熱が狭い範囲に集中してしまう
・エア圧が低すぎてタイヤがつぶれすぎて、面圧があがらない
のいずれがで発生します。
本来はサスペンションセッティングとあわせて対応すべきですが、エアを0.1?0.2kg/cm2程度変えるだけでも状態は変化します。実はコイツのスイートエリアとなる空気圧は範囲が狭く、またその空気圧は「公道走行の常識」からすると信じられないくらい低いのです。
そして走行前にはタイヤウォーマーできっちりと暖めておくべきタイヤです。
この手のタイヤは「溶かして使う」もので、よくある「さらっと溶ける」は(この手のインプレ、レース用(に開発された)タイヤを公道で使ったときに書かれるインプレで見かけますがコレって結局、溶かして使うタイヤを「溶かしきれずに磨耗させている」・・・だけ、だと私は考えています。はい、異論は認めます。
「PIRELLI DIABLO SUPERCORSA V2」はさらっと溶けるタイヤではありません。べったり溶けるタイヤです。したがって当然短寿命、サーキットでは3時間は持たないでしょう。公道で1000kmしか持たない?冗談じゃない、このタイヤはセンターはまったく磨耗しない状態でフチが終わってその寿命を全うするタイヤなんです。
と、いうことで「PIRELLI DIABLO SUPERCORSA V2」を公道で使用することはまったくお勧めできません。本当にコイツのパフォーマンスを公道で要求する走りをしているとしたら、いろんな意味で大問題です(マジです)。
供給量も豊富とはいえず、レース前には争奪戦が繰り広げられたりもしますので、ぜひ性能を発揮したかったらぜひサーキットへ行きましょう!
ちなみにミディアムであるSC2も履いてみましたが、こちらのほうが剛性感があり人によっては好みだと思います。もちろんグリップはSC2でも十分で、コンパウンドが堅い分パワーの食われが少なく車種とライダーの体重、乗り方によってはこちらでもイケるかもしれません。
「PIRELLI DIABLO SUPERCORSA V2」に変えただけで2秒タイムアップした、なんて話もありますし、ダイエットとあわせてもっとも安易なタイムアップ方法かもしれません。
ぜひ「スパコル」にふさわしいマシンと腕、そして場所で楽しんで頂ければと存じます。
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