ユーザーによる YAMAHA純正部品:ヤマハ純正部品 のブランド評価
| 総合評価: | 4.6 /総合評価876件 (詳細インプレ数:790件) | |
|---|---|---|
| 買ってよかった/最高: | 670 | |
| おおむね期待通り: | 122 | |
| 普通/可もなく不可もない: | 60 | |
| もう少し/残念: | 3 | |
| お話にならない: | 31 | |
| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
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| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
?知人の物置の奥深くに長年眠っていた、完全な不動車のTW200(2JL型)をベース車両として譲り受け、現在ガレージで一からバラして走れる状態にするフルレストア作業を執念で進めています。数々の固着やサビと格闘してきましたが、中でも最難関かつ致命的だったのが足回りでした。長期間の湿気によってリヤの「スイングアーム(リヤアームコンプリート)」が尋常ではないレベルで真っ赤にサビ付いており、表面の塗装は完全に剥離。さらに最悪なことに、ピボット部分(フレームとの結合軸)のベアリングとシャフトが完全に内部でサビて一体化(固着)しており、どれだけ叩いても炙ってもビクともせず、挙句の果てにアーム本体の溶接ジャンクション付近に深い虫食い状の腐食サビが進行して肉厚が著しく減少していることが判明しました。これでは強度的にも走行は不可能なため、完全に安全な足回りを構築すべく、新品のスイングアームをメーカーから手配し、丸ごと交換する選択をしました。
?■部品の役割
?リヤアームコンプリート(スイングアーム)は、バイクのリヤサスペンションシステムにおいて、リヤホイール(後輪)とメインフレームを強固に繋ぐ、足回りの「骨格」となる極めて重要な超大型構造部品です。エンジンからドライブチェーンを介してリヤタイヤに伝わる強烈な「駆動力(前進する力)」をフレームへと確実に伝え、車体を前に押し進める役割を持っています。同時に、路面からの激しい凹凸の衝撃をリヤショックへと受け流すために、上下方向へと正確にストローク(スイング)しなければなりません。TW200特有の極太バルーンタイヤ(180サイズ)がもたらす強烈なグリップと横荷重を、一切ヨレることなく支え続ける剛性も要求される、走りの要となるパーツです。
?■部品の劣化と不調のサインと現象
?スイングアームの劣化や不調のサインは、まず「押し歩き時にリヤまわりからギィギィ、キィキィと不快な金属擦れ音がする」ことから始まります。これはピボット部のグリス切れやサビによる作動不良の初期現象です。さらに劣化が進み、ブッシュやベアリングが完全に磨耗・破損すると、スイングアームが上下だけでなく「左右方向にもガタガタと動く」ようになります。この状態のままで走ると、直進しているだけでもリヤタイヤがウネウネと波打つようにブレてまっすぐ走れなくなり、コーナリング中には突然リヤがリジット(固着)したように跳ねたり、逆にグニャリと腰砕けになったりして、まともに曲がることすらできず非常に危険な現象を巻き起こします。
?■交換方法
?フレームの芯に関わる部分のため、車体の完全なジャッキアップを行い、慎重に作業を進めます。
↓
?エンジン下部に頑丈なジャッキをかけ、リヤタイヤが完全に浮くまで車体を安定してリフトアップし、安全のためにタイダウンベルト等で固定します。
↓
?リヤブレーキワイヤー、ドライブチェーン、リヤショックの下部マウントボルト、およびリヤアクスルシャフトを抜き取って、リヤホイール一式を完全に取り外します。
↓
?スイングアームのピボットボルトを緩めて引き抜き、古いサビ付いたスイングアームをフレームから取り外します(今回は固着が酷かったため、ボルトごと切断して摘出しました)。
↓
?新品のリヤアームコンプリート(2JX-22110-00-35)を用意し、新しいピボットブッシュおよびベアリングのインナーに、耐水性の高いリチウムグリス(またはモリブデングリス)をこれでもかというほど大量に隙間なくパッキングします。
↓
?新しいスイングアームをフレームのピボット部に差し込み、新品のピボットシャフトを丁寧に通して、サービスマニュアル指定の規定トルクで確実に本締めします。
↓
?スイングアームが上下に抵抗なく「ヌルヌル」とスムーズに動くことを確認し、リヤショックやホイールを元通りに組み付けます。
?■効果
?新品のスイングアームに交換した効果は、レストアの大きなマイルストーンとなるほど感動的です!あのサビの塊だったリヤまわりが、純正の美しい新品ブラック塗装(-35)の輝きによって引き締まり、まるで新車のファクトリーカスタムのような素晴らしい佇まいになりました。ピボット部のガタツキは1ミリも存在せず、手でアームを上下させると、引っかかりが一切なく滑らかに、かつ超高精度にストロークします。これにより、TW200特有の極太リヤタイヤが路面を常に「まっすぐ、正確に」捉え続ける強固な足回りの土台が完成。レストア完了後の試運転が今から楽しみで仕方がなくなるほどの、完璧な剛性感と作動性を手に入れることができました。
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役に立った
| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
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| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 3 |
?● パーツの役目:エンジンの「呼吸」を司り、SR特有の豊かなトルク特性を生み出す「弁動系のタクト」
?SR400(1992年式・キャブ車)における純正カムシャフトの主たる役割は、クランクシャフトからの回転動力をタイミングチェーンを介して受け取り、吸気バルブと排気バルブを「寸分の狂いもない正確なタイミングとリフト量」で開閉制御することです。
?4ストローク単気筒エンジンにおいて、カムシャフトは文字通りエンジンの「呼吸(吸気・排気)」を司る最重要制御パーツです。カム山がロッカーアームを押し上げることでバルブが開閉し、シリンダー内に新鮮な混合気を吸入し、燃焼後の排気ガスをスムーズに排出します。
?特に1992年式のようなキャブ仕様のSR400において、純正カムシャフトの山(プロフィール)は、ストリートで最も多用する低中速域での圧倒的な扱いやすさと、シングルエンジン特有の「トコトコ」とした力強いパルス感(鼓動感)を最大限に引き出すよう、計算し尽くされた形状になっています。
?● 交換頻度:基本は数万キロ以上の長寿命、オイル管理不足による「カジリ」発生時が寿命
?カムシャフトは極めて強固な特殊鋼で作られており、常にエンジンオイルの油膜によって保護されているため、数万キロ、あるいは10万キロ近くまで機能維持できる非常に長寿命なパーツです。
?しかし、明確に寿命(交換時期)を迎えるパターンがあります。それは**「オイル管理不足や過酷な熱負荷によって、カム山の頂点やジャーナル(軸受け)部分に『カジリ(摩耗・焼き付き)』が発生した時」**です。
?SRの空冷シングルエンジンはシリンダーヘッドまわりが非常に高温になりやすく、オイル交換を怠ったり、油圧が低下した状態で高回転を多用すると、金属同士が直接接触してカム山がじわじわと削れて(痩せて)しまいます。コンマ数ミリでもカム山が摩耗するとバルブが十分に開かなくなり、その時点でパーツとしての寿命を迎えます。
?● 交換理由:純正ならではの「圧倒的な表面硬度」と、100%計算されたストリート用フラットトルク
?アフターマーケットのハイカムシャフト(高回転型カスタムカム)ではなく、あえて「ヤマハ純正部品」を選択する最大の理由は、**「メーカーの厳しい純正基準をクリアした圧倒的な耐摩耗性(熱処理クオリティ)と、これ以上ないフラットなトルク特性」**にあります。
?社外のハイカムは高回転域でのパワー向上と引き換えに、街乗りで一番使う低中速域のトルクを犠牲にしたり、バルブスプリングへの負担増、タペット音の増大といったリスクを伴います。
?また、純正部品は表面に高度な高周波焼き入れや特殊処理が施されており、適切なオイル管理さえしていれば、社外品とは比較にならないほどの耐久性を誇ります。アイドリングからジェントルに、そしてどこから開けても粘り強く加速する「これぞSR400」という本来の完調コンディションを取り戻すためには、純正カムシャフト以外の選択肢はありません。
?● 交換目安:消えない「カチカチ」というタペット音、高回転域でのパワー低下、息切れ感
?カムシャフトが摩耗したり傷が入ったりすると、エンジンは以下のような明確な不調のサインを発するようになります。
?タペット調整をしても消えない異常な打音(メカニカルノイズ): カム山がカジって表面が荒れると、ロッカーアームとの隙間(バルブクリアランス)が適正に保てなくなり、ヘッドまわりから「カチカチカチ」「カチャカチャ」という激しい金属音が常に響くようになります。
?高回転域での明らかなパワーダウン・吹け上がりの重さ: カム山が摩耗して低くなると、バルブが十分に開かなくなる(リフト量不足)ため、エンジンが十分な空気を吸えず、高回転まで回そうとしても苦しそうに息切れするようになります。
?オイルフィルターへの金属粉の付着: カムが削れた際の微細な鉄粉がエンジンオイルに混ざり、オイル交換時やフィルターチェック時にキラキラとした金属粉が確認されるようになります。
?● 交換方法(SR400の場合):圧縮上死点の正確な整列と、カム山の「初期なじみ」用ペースト塗布
?SR400のカムシャフト交換は、シリンダーヘッド上部のカムカバー(またはヘッド自体)を分解して行います。タイミングマークの完全な一致と、始動直後の焼き付きを防ぐ対策がクオリティのすべてを左右します。
?【準備するもの】
?ヤマハ純正 カムシャフト
?(同時交換推奨)ロッカーアーム、カムチェーン
?液体ガスケット、モリブパテ(または高粘度初期なじみ用オイル)
?シックネスゲージ、トルクレンチ、10mm/12mmソケット
?【作業手順】
?圧縮上死点(TDC)の割り出し: クランクシャフトを回し、フライホイールの「Tマーク」をケースの合わせマークに一致させ、ピストンが完全に上がりきった「圧縮上死点」を正確に出します。これを怠るとバルブタイミングがズレてエンジンが破壊されます。
?カムスプロケットとチェーンの分離: カムチェーンテンショナーを緩めてテンションを抜き、カムスプロケットの固定ボルトを外してチェーンを慎重にずらします(チェーンがケース内に落下しないよう針金等で保持します)。
?古いカムシャフトの引き抜き: カムキャップ(またはホルダー)を均等に緩めて取り外し、古いカムシャフトを引き抜きます。この際、ロッカーアームの当たり面に異常な摩耗やカジリが無いかも同時に徹底チェックします。
?新品カムシャフトの「初期なじみ」処理(超重要): 新品の純正カムシャフトを組み込む際、カム山の表面および軸受け部分に**「モリブデンペースト」または「エンジン組付用ペースト(超高粘度オイル)」をたっぷりと塗布**します。エンジン始動直後の数秒間、オイルポンプからオイルが上がってくるまでのドライ状態における「一発目の焼き付き」を防ぐための必須作業です。
?バルブタイミングの合わせと本締め: 新品のカムシャフトをセットし、スプロケットの合わせマークとヘッド側の基準線を1ミリのズレもなく完璧に一致させます。固定ボルトをトルクレンチを使い、規定トルクで均等に締め付けます。
?タペット調整と実走確認: カムカバーを液体ガスケットを塗布して閉じ、シックネスゲージを用いて吸排気バルブのクリアランス(タペット隙間)を規定値に精密調整します。すべてを元通りに組み戻し、手回しでクランクがスムーズに回ることを確認後、エンジンを始動。異音がなく滑らかにアイドリングすることを確認すれば作業完了です。
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役に立った
| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
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| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
?● クラッチプレートの役目:エンジンの大トルクを確実に受け止め、駆動力を後輪へと繋ぐ「媒介」
?SR400のクラッチ機構においてクラッチプレート(鉄板)が果たす役割は、クランクシャフトから伝わるエンジンの回転動力を、フリクションプレート(摩擦材付きの板)と圧着することで、トランスミッション側へと確実に伝達・遮断することです。
?SR400の湿式多板クラッチ内部には、プレッシャープレートによって押し付けられた複数枚の「フリクションプレート」と「クラッチプレート」が交互に配置されています。ライダーがクラッチレバーを離すと、強力なスプリングの力でこれらのプレート同士が完全に密着し、空冷ビッグシングル特有の力強い路面を蹴り出すトルクを100%リアタイヤへと伝えます。逆にレバーを握ると、プレート間の隙間が生まれて動力を遮断します。激しい摩擦と熱に晒されながらも、ミリ単位の半クラッチ操作やスムーズなシフトチェンジを成立させている、駆動系の要となる金属ディスクです。
?● クラッチプレートの交換頻度:走行距離「3万?5万キロ」での摩耗・歪み、または「ジャダー発生時」が交換期
?クラッチプレートは金属製(スチール)のため、摩擦材であるフリクションプレートに比べて摩耗スピードは緩やかですが、熱による歪み(反り)や表面の炭化によって寿命を迎えます。
?交換頻度の目安としては、乗り方(街乗りの多さや半クラッチの頻度)に大きく左右されますが、走行距離**「30,000km?50,000km」**程度が一般的なリフレッシュの目安です。
距離に達していなくても、過酷な半クラッチ操作などによる摩擦熱でプレートが熱歪みを起こしたり、表面が「鏡面化(ツルツルになる)」して異常発熱を繰り返すと、クラッチ滑りを引き起こすため、フリクションプレートと同時に一式新品へ交換するのが鉄則となっています。
?● 何故交換するのか?:純正ならではの完璧な「平面度」が、ジャダーのない極上のミート感を生む
?クラッチオーバーホール時に、サードパーティの強化キットなどではなく「ヤマハ純正部品」を選択する最大の理由は、**「極めて高い平面度(反りのなさ)と、計算され尽くしたオイル保持スリットの精度」**にあります。
?社外の強化クラッチなどはスプリングを強めて強引に圧着させるものが多く、レバーが極端に重くなる割に唐突な繋がり方になりがちです。対してヤマハ純正のクラッチプレートは、SR400のエンジン特性にベストマッチする金属コンパウンドで作られており、ジャダー(発進時にガガガッとジャブつく不快な振動)を完全にシャットアウトします。レバーを握ればスッと切れ、繋げば指先の感覚にリニアに同期する「あの滑らかで上質なクラッチフィール」を取り戻すには、純正パーツの品質が絶対に不可欠です。
?● クラッチプレート不調と症状:ジャダーと滑り、そして「ニュートラルの入りにくさ」が危険信号
?クラッチプレートが磨耗したり、熱で歪んだりすると、駆動系に以下のような明確な不調の症状が現れます。
?発進時に「ガガガッ」と車体がジャブつく(ジャダー):熱歪みによってクラッチプレートが波打つと、フリクションプレートと均一に接触できなくなり、断続的に異常な振動が発生します。
?高回転域でのクラッチ滑り:加速しようとアクセルを開けた際、エンジンの回転数だけが「ブォーーーッ」と上がり、車速がついてこない症状です。プレートの摩耗や鏡面化によって摩擦力が完全に失われている証拠です。
?停車時にニュートラル(N)ギアへ入りにくくなる:クラッチレバーを完全に握っているにもかかわらず、歪んだプレート同士が完全に離れず、わずかに引きずりを起こします。そのためミッションに圧力がかかり続け、ギアが非常に硬くなります。
?エンジンオイルの急激な汚れと異臭:滑ったプレート同士が異常発熱し、オイルを炭化させるため、オイル交換時に焦げ臭い匂いがしたり、真っ黒に変色したりします。
?● 交換方法(SR400の場合):クランクケース右側の分解と、組付け時の「オイル浸漬」の作法
?SR400のクラッチプレート交換は、クランクケース右側のカバーを外すため、ガスケット交換やトルク管理を含めた正確な作業手順が求められます。
?【準備するもの】
?ヤマハ純正 クラッチプレート(必要枚数分)
?(同時交換推奨)純正 フリクションプレート、クラッチスプリング
?純正 クランクケースガスケット(右側)
?10mmソケット、トルクレンチ
?新しいエンジンオイル
?パーツクリーナー、スクレーパー
?【作業手順】
?オイル抜きとブレーキペダルのずらし:エンジンオイルを完全に抜きます。作業スペースを確保するため、キックペダルおよびリアブレーキペダルを固定しているボルトを外し、下方向へずらしておきます。
?クランクケースカバー(右)の取り外し:カバーを固定しているボルトを対角線順に少しずつ緩め、カバーを外します。古いガスケットの残りカスは、スクレーパー等でケース側・カバー側ともに完全に削り落として綺麗にします。
?プレッシャープレートの取り外し:クラッチスプリングを留めているボルト(4本)を均等に緩めて外し、プレッシャープレートを引き抜きます。
?新品プレートの事前準備(超重要):新品のクラッチプレートとフリクションプレートは、組み付ける前に必ず「新しいエンジンオイル」に全体をたっぷりと浸し、馴染ませておきます(ドライのまま組むと一瞬で焼き付きます)。
?交互の組み付けと向きの確認:古いプレート類を抜き取り、新品の「フリクションプレート」と「クラッチプレート」を元の順番通りに交互に組み込んでいきます。この際、プレートの「エッジの向き(表裏)」を全て揃えて組むのがスムーズな切れ味を出すプロのコツです。
?規定トルクでの締め付け:プレッシャープレートを戻し、クラッチスプリングボルトを指定の規定トルクで均等に締め付けます。(締めすぎるとボスが破損するのでトルクレンチ必須です)。
?カバーの復元と遊び調整:新しい純正クランクケースガスケットを挟み、カバーを閉じてボルトを規定トルクで締め付けます。ペダル類を戻し、新しいオイルを規定量注入します。最後にクラッチレバーの遊びを調整し、試乗して滑りや引きずりがないことを確認して作業完了です。
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役に立った
| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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| 効果 | 効果なし
効果あり
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| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
?● クラッチボスの役目:ビッグシングルの大トルクを受け止める「駆動系の核心」
?クラッチボスは、エンジンの動力をトランスミッションへと伝達、あるいは遮断するクラッチ機構の中心に位置する最重要パーツです。
?SR400のような400ccの空冷ビッグシングルエンジンは、低回転から「ドコドコ」と力強いトルクを発生させます。クランクシャフトから伝わったこの強大な爆発エネルギーは、まずクラッチハウジング(外側のカゴ)に伝わり、そこからフリクションプレートを介して、この「クラッチボス(内側のハブ)」へと伝達されます。クラッチボスが回ることで、初めてメインアクスル(変速機の軸)が回転し、チェーンを通じてリアタイヤへとパワーが伝わる仕組みです。
ライダーがクラッチレバーを握ると、プレッシャープレートが押されてプレート間の密着が離れ、動力の伝達がカットされます。つまりクラッチボスは、加減速のたびに発生する猛烈な摩擦力と圧着力を、その身を挺して受け止め続けている「駆動系の心臓部」と言えます。
?● クラッチボスの交換頻度:走行距離「3万?5万キロ」または「タッチ悪化時」が目安
?クラッチボスはエンジンオイルに浸されている(湿式クラッチ)ため、金属同士が直接激しく削り合うわけではありませんが、明確な寿命が存在する消耗部品です。
?SR400における交換頻度の目安は、乗り方やメンテナンス状態によって前後しますが、一般的に**「30,000km?50,000km」**、あるいはクラッチディスク類の全面交換を行うタイミングが推奨されます。
SRは単気筒ゆえに、マルチ(多気筒)エンジンに比べて1回1回の爆発トルクの「波(パルス)」が非常に大きいです。そのため、シフトチェンジや半クラッチを繰り返すたびに、フリクションプレートの「爪」がクラッチボスのスプライン(溝)にハンマーで叩かれるような衝撃を与え続けます。この衝撃が数万キロ蓄積することで、徐々に摩耗が進行していきます。
?● 何故交換するのか?:「段付き摩耗」による操作性の悪化を解消し、本来のキレを取り戻す
?クラッチボスを新品に交換する最大の理由は、長年の使用によって溝部分に刻まれてしまった**「段付き摩耗(凹凸)」**を解消するためです。
?フリクションプレートの爪が当たる部分にガタガタとした段差ができると、クラッチレバーを握って圧力を解放しても、プレートがその段差に引っかかってスムーズに外側に広がれなくなります。これが「クラッチの切れの悪さ」の根本原因です。
ここで社外品ではなく、あえて「ヤマハ純正部品」を選ぶ理由は、絶妙な「ジャダー対策」と「素材の信頼性」にあります。SR400は年式(キャブ車?FI車)によって、ジャダー(発進時のジャブつき・ジャブつき現象)を抑えるためのラバークッションやワッシャーの仕様がアップデートされています。純正品を選択することで、自身の年式に完璧にマッチした純正ならではの「滑らかで扱いやすい半クラッチ特性」と、エンジンの寿命に耐えうる抜群の耐久性を確実に手に入れることができます。
?● クラッチボス不調と症状:愛車から伝わる「クラッチ周りのSOS」
?クラッチボスが劣化(段付き摩耗)してくると、ミッションやレバーを通じて以下のような顕著な不調症状となって現れます。
?ニュートラルに入りにくくなる(最定番の症状):停車時にいくらシフトペダルを操作しても、1速と2速の間を行ったり来たりしてニュートラルに全く入らなくなります。これはクラッチが完全に切れきっておらず、ギアに常に駆動力がかかり続けているためです。
?クラッチレバーの操作が重く、引っかかりを感じる:レバーを握り込む際や戻す際に、スムーズさがなく「カクカク」とした不自然な抵抗感を手のひらに感じます。
?発進時のジャダー(車体の震え):半クラッチを使って発進しようとした際、スムーズに繋がらずに「ガガガッ」と不快な振動(ジャダー)が発生し、エンストしやすくなります。
?ギアシフト時の大きなショック:走行中にシフトアップ・ダウンをする際、クラッチを切っているにもかかわらず「ガコン!」と大きな変速ショックと異音が発生します。
?● 交換方法(SR400の場合):特殊工具の選定とセンターナットのトルク管理
?SR400のクラッチボス交換は、クランクケース右側のカバーを開ける本格的な重整備となります。確実な作業のための手順と、絶対に外せない注意点を解説します。
?【準備するもの】
?ヤマハ純正 クラッチボス
?新品のクランクケースカバーガスケット
?新品のロックワッシャー
?クラッチボスホルダー(専用特殊工具:ユニバーサルホルダー等)
?トルクレンチ、ソケットレンチ(10mm、12mm、27mm等の大型ソケット)
?汎用エンジンオイル、パーツクリーナー
?【作業手順】
?オイルの排出と車体の傾斜:エンジンオイルを抜きます(車体を左側に大きく傾けて固定すればオイルを抜かずに作業することも可能ですが、ガスケット交換等を考慮すると抜くのが確実です)。
?ケースカバーの取り外し:キックペダル、フットレスト、ブレーキペダルなどを必要に応じて緩め、右側のクランクケースカバーボルトを外してカバーを開けます。古いガスケットはスクレーパーできれいに剥ぎ取ります。
?クラッチスプリングとプレートの取り外し:プレッシャープレートを留めているボルト(5本)を対角線上に少しずつ緩めて外し、中のフリクションプレートとクラッチプレートを順番に抜き取ります(並び順と向きを記録しておきます)。
?センターナットの取り外し(特殊工具必須):クラッチボスの中心にある特大のセンターナット(27mm等)を緩めます。ボスの回り止めをするために、必ず「クラッチボスホルダー」をボスの爪にしっかりと掛け、軸を固定した状態でセンターナットを緩めて取り外します。ロックワッシャーの爪を事前にタガネ等で起こしておくのを忘れないでください。
?新品クラッチボスの組み付け:古いボスを引き抜き、新品の純正クラッチボスをシャフトに差し込みます。新品のロックワッシャーを挟み、再びホルダーで回り止めをしながら、トルクレンチを使用して指定の規定トルクで確実にセンターナットを本締めします。締め付け後、ワッシャーの爪をナットの面に折り曲げて回り止めを施します。
?プレート類の復元:取り外したプレート類を、オイルを十分に塗布しながら元の順番通りに組み込みます。スプリングボルトも対角線上に均等に締め付けます。
?カバーの装着と調整:新しいケースガスケットを挟み、カバーを規定トルクで装着します。最後にクラッチワイヤーの「遊び」をレバー側とエンジン側で適正に調整し、オイルを規定量注入します。
?始動テスト:エンジンをかけ、クラッチの切れ味、ニュートラルの入りやすさが劇的に軽くなっていること、そしてケース周りからオイル漏れがないことを確認して作業完了です。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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| 効果 | 効果なし
効果あり
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| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
?セロー225(特に1KHや3RW1?4などの初期?中期のモデル)において、発進時に「ジャギャギャッ!」と激しい異音とジャダー(車体の振動)が発生する持病。
これを根本的に解決するために、後年式(3RW5以降、あるいは4JG以降)のヤマハ純正対策パーツを丸ごと移植する、通称「クラッチジャダー対策流用」。その中核をなす、純正クラッチボスのインプレッションです。
?単なる補修部品の枠を超え、セロー225という名車の進化の歴史を体現する、あまりにも有名な純正アップグレードパーツです。
?1. 純正クラッチボス(対策品)の役割と「セローの歴史」
?クラッチボスは、クラッチプレート(摩擦板)を内側から保持し、エンジンの回転力をトランスミッションへと繋ぐアルミ製の円筒状パーツです。
?初期のセロー225は、軽量・コンパクトさを最優先した結果、クラッチ容量がギリギリで設計されており、半クラッチを多用するハードな林道走行や坂道発進を繰り返すと、クラッチ板がジャダー(異常振動)を起こして悲鳴を上げるという弱点がありました。
そこでヤマハがマイナーチェンジで投入したのが、この**「対策版クラッチボス」**を含む一連のコンポーネントです。
?最大の特徴は、クラッチボスの最奥部に**「クラッチボススプリング(皿バネ)」と「クッションリング」**を仕込むための専用の段付き溝が掘られている点です。これにより、クラッチが繋がる瞬間の強烈な衝撃をサスペンションのように優しく吸収し、あの不快な異音とジャダーを完全に消し去る構造へと進化を遂げました。
?2. 劣化の症状と「流用・交換に踏み切る目安」
?クラッチ周りは消耗品ですが、クラッチボス自体もアルミ製であるため、長年の激しい加減速によって物理的な寿命を迎えます。
?主な劣化症状
?「段付き摩耗」によるクラッチの切れ不良:
クラッチプレートのツメが当たるボルトの柱(スプライン部)に、長年の加減速の衝撃で「ガタガタとした段差(凹み)」が削れてしまいます。こうなると、クラッチレバーを握ってもプレートがその段差に引っかかって綺麗に離れなくなり、**「レバーを握っているのにバイクが前に進もうとする(連れ回り)」「ニュートラルが異常に入りにくい」**という症状が多発します。
?初期型特有の「発進時の悲鳴」:
冷間時や、クラッチが熱を持った発進時に「ギャギャッ!」とジャダーが出る場合、旧型のクラッチボス(対策前のツルッとした形状)の限界を意味します。
?交換の目安
?フリクションプレートを新品に変えたばかりなのに、相変わらず発進時にジャダーが出る、またはクラッチの切れ味が悪く、信号待ちでニュートラルを探して左足が疲れる場合。
?クラッチカバーを開けて目視した際、ボスの溝に爪が引っかかるほどのハッキリとした段差ができている場合は、迷わず対策版の新品アッセンブリへ交換です。
?3. 交換(流用)の手順と注意点
?クラッチボスの交換には、クラッチカバーを開けるだけでなく、センターの巨大なロックナットを外すための特殊工具が必要になります。
?事前準備
?必要部品: ヤマハ純正 対策版クラッチボス、クラッチボススプリング(皿バネ)、ニードルベアリング、クラッチカバーガスケット、ロックワッシャー
?工具: クラッチホールディングツール(回り止め)、トルクレンチ、29mm(または車両に適合するサイズ)のソケット
?作業ステップ
?@ クラッチカバーの取り外し
?エンジンオイルを抜き、ブレーキペダルを避けて、右側のクラッチカバーのボルトを対角線上に緩めて外します。固着している場合はプラスチックハンマーで軽く叩いてカバーを割ります。
?A クラッチスプリングとプレートの取り出し
?プレッシャープレートを固定している4本(または5本)のボルトを均等に緩めて外し、中のクラッチプレート一式を順番がわからなくならないよう抜き取ります。
?B センターナットの取り外し(※ハイライト)
?クラッチボスが回らないように「クラッチホールディングツール」でガッチリと固定し、センターの大きなロックナットを緩めます。非常に強いトルクで締まっているため、ナメないようにストレートのロングスピンナーハンドル等を使用します。ナットが外れたら、古いクラッチボスを引き抜きます。
?C 対策版クラッチボスの組み込みと「皿バネの向き」
?新品の対策版クラッチボスをシャフトに差し込みます。
このとき、一番奥に仕込む**「クラッチボススプリング(皿バネ)」の向きに絶対の注意が必要**です。裏表(コーンの向き)を間違えると、ジャダー防止機能が働かないばかりか、クラッチが異常摩耗します。必ずサービスマニュアルの図解を確認し、正しい向きで滑り込ませます。
?D 規定トルクでの本締めと復元
?新品のロックワッシャーを挟み、センターナットを規定トルクで確実に締め付け、ワッシャーの爪を折ってロックします。あとはフリクションプレートに新品のミッションオイルをたっぷり塗りながら元通りに組み込み、新品のガスケットを挟んでカバーを閉じれば完了です。
?4. 総評:セローが「現代のバイク」に生まれ変わる瞬間
?この対策版純正クラッチボスへのリプレイス(あるいは流用)が完了したセロー225のクラッチフィールは、まさに「感動」の一言に尽きます。
?これまで発進のたびに気を使っていた「ギャギャッ」というジャダーは完全に過去のものとなり、指一本の繊細なレバー操作に対して、シルクのように滑らかに、かつリニアに駆動が立ち上がるようになります。ニュートラルも「スコッ」と気持ちよく吸い込まれるように入るようになり、街乗りから激しいガレ場まで、あらゆるシチュエーションでの疲労感が劇的に軽減されます。
?メーカーが執念で開発したアップデートパーツの恩恵を100%享受できる、セロー225乗りなら絶対に避けては通れない、エグいくらい費用対効果の高い究極の機能回復パーツです。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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| 効果 | 効果なし
効果あり
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| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
セロー225(XT225)に搭載されている負圧式キャブレター(ミクニBST34)。そのトップカバー内に収まる「ダイヤフラム(コースティングリッチナー側ではなく、メインのスロットルバルブ一体型)」は、セローの「トコトコ感」と「粘り強さ」を文字通りコントロールしている黒幕です。
?このパーツの役割から、劣化のメカニズム、交換目安、そしてDIYでの交換方法まで、オーナー目線で詳細に解説します。
?1. ダイヤフラムの役割とは?
?負圧式(CV型)キャブレターにおいて、ダイヤフラムは**「エンジンの要求に合わせて、自動で最適な吸入空気量とガソリン量を調整する」**という極めてスマートな役割を担っています。
?ライダーがアクセルを開けると、まずバタフライバルブ(インテーク側の弁)が開きます。するとエンジンが空気を吸い込もうとする力(負圧)が発生します。ダイヤフラムはこの「負圧」を感知するゴム製の膜です。
負圧が大きくなると、ダイヤフラムが上部に引っ張られ、連動しているスロットルバルブ(ピストン)とジェットニードルが引き上げられます。これにより、エンジンが本当に欲している分の空気と燃料が正確に供給される仕組みです。
?強制開閉式キャブレターのように「アクセルを開けすぎてボコつく(ストールする)」ことがないのは、このダイヤフラムがエンジンの状態に合わせて絶妙にスロットル開度をコントロールしてくれているおかげです。
?2. 劣化の症状と「交換目安」
?ダイヤフラムは常にガソリン気化ガスに晒され、激しく上下運動を繰り返すため、確実に経年劣化します。セロー225のようなロングセラーモデルでは、走行距離だけでなく「年数による寿命」が確実にやってきます。
?主な劣化症状
?ゴムの硬化・縮み: 年数が経つとゴムが硬くなり、柔軟に上下できなくなります。これによりアクセルレスポンスが著しく悪化します。
?ピンホール(小さな穴)や裂け: ゴムが薄くなり、目に見えないほどの小さな穴が開いたり、外周の折り目部分が裂けたりします。ここから負圧が漏れると、アクセルを全開にしてもスロットルバルブが上まで上がりきらなくなり、「最高速が出ない」「坂道で失速する」「中高回転域でボコつく」といった症状が出ます。
?交換目安の判断
?時期・距離: 保管状態にもよりますが、前回の交換から5年?8年、あるいは走行2万?3万kmが一つの目安です。
?目視チェック: キャブレターのトップカバーを開け、ダイヤフラムを光に透かしてみてください。針で突いたような光の点(ピンホール)が見えたら、即交換です。また、ゴムがベタついている、逆にカサカサに硬化してシワが戻らない場合も寿命です。
?3. ダイヤフラムの交換方法(作業手順)
?セロー225のダイヤフラム交換は、基本的な工具があればDIYでも十分に可能な作業です。ただし、ゴムパーツの扱いには繊細さが求められます。
?事前準備
?必要部品: ヤマハ純正ダイヤフラム(スロットルバルブ一体型)
※セロー225の純正ダイヤフラムは、ゴム単体ではなく金属製のピストンバルブと一体型(アセンブリ)での供給が基本です。
?工具: プラスドライバー(なめにくい2番)、パーツクリーナー
?作業ステップ
?@ キャブレターへのアクセスとトップカバーの取り外し
?車体からキャブレター本体を外すのがベストですが、セロー225の場合は、シートとタンクを外し、キャブレターをインシュレーターごと少し斜めに傾けるだけでも、トップカバー(頭の丸いキャップ)にアクセス可能です。
カバーを固定しているプラスネジ(2本)を外します。このネジは固着しやすいので、しっかり奥までドライバーを押し込んで回してください。
?A スプリングとダイヤフラムの取り出し
?ネジを外してトップカバーを持ち上げると、中に長い「リターンスプリング」が入っています。飛び出さないように手で押さえながらカバーを外します。
スプリングを抜いた後、ダイヤフラムのゴム外周をキャブレター本体の溝から優しく剥がし、ゆっくりと上に引き抜きます。これで、ニードルがセットされた状態のピルスバルブごとゴトッと抜けてきます。
?B ニードル類の移植
?新品のダイヤフラム(バルブ一体型)に、古いバルブからジェットニードル、スプリングシート、プラスチックのホルダー(固定具)をそのまま移植します。ニードルのクリップ段数やワッシャーの順番を絶対に間違えないよう、外した順番通りに並べておきましょう。
?C 新品の組み込み(※ここが一番の難所)
?ニードルをキャブレター中心の穴(ニードルジェット)に真っ直ぐ差し込みながら、新しいバルブを挿入します。
ここで最も重要なのが、**「ダイヤフラム外周のゴムのリップ(縁)を、キャブレター本体の円周溝に完璧にハメ込む」**ことです。
経年変化や気温によっては、ゴムが少し浮いてきたり、溝からズレたりしがちです。薄くシリコングリスを塗るか、完全にドライな状態で、ヨレや噛み込みがないよう慎重に溝に配置します。
?D トップカバーの装着
?ゴムが溝からハメ外れていないかを何度も目視で確認しながら、リターンスプリングを入れ、トップカバーを上から垂直に被せます。カバーでゴムの端を噛み込んでしまうと、せっかくの新品が一瞬で破けて台無しになります。
指でカバーを押さえた状態で、スロットルバルブが指でスムーズに上下に動くか(引っかかりがないか)を確認し、問題なければネジを均等に締め付けます。
?4. まとめ
?ダイヤフラムの交換は、外観のカスタム度こそゼロですが、走りの体感効果は強烈です。
交換後は、セロー本来の「トトトトッ」と低速から粘り強く、開ければ開けただけ素直にタコメーター(あるいはエンジン音)がついてくるセロー225本来の素晴らしいレスポンスが蘇ります。
?社外品の格安ゴム単体パーツも出回っていますが、耐久性や負圧に対する追従性を考慮すると、ここは安心の「ヤマハ純正部品」をセレクトするのが、長く調子を維持するための最大の秘訣です。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
|
| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
クラッチ板、クラッチプレートも交換しました。
■クラッチプレートとは
エンジンの力をタイヤに「つなぐ・切る」ための部品で、一般的なバイクの多くはエンジンオイルの中にある湿式多板クラッチを使っています。フリクションプレート(摩擦材付き)とスチールプレート(金属板)が交互に重なって一組になっています。
■基本の役割
「役割」を一言で言うと、エンジンの力をタイヤに伝えたり切ったりする「つながり担当」の板です。
○エンジンの力を伝える
‥ アクセルを開けたとき、エンジンの回転を摩擦力で受け止めて、ミッション側にしっかり伝える役目です。 フリクションプレートとスチールプレートが重なり合って摩擦力を作り、「空回りしないように」つなぎます。
○力を一時的に切る
‥ クラッチレバーを握ると、プレッシャーが抜けてプレート同士の押し付けが弱まり、摩擦が減って力がほぼ伝わらなくなります。 そのおかげで、停車時のギア入れ替えや発進、シフトチェンジがスムーズにできます。
○ つながり方をコントロール
‥ レバーを少しずつ離すと、プレートの摩擦で「半クラッチ状態」になり、力の伝わり方を細かく調整できます。 これがあることで、急発進せずにスムーズに走り出せるようになります。○エンジンの力を伝える
‥絶えず動いてる箇所になりますので、クラッチ板クラッチプレートは摩耗します。
中身なので分かりにくいですけど
■交換が必要になるサイン
▲ 発進時にクラッチが滑って回転だけ上がる
▲ギアチェンジでつながりが曖昧でショックが大きい
▲レバー調整しても切れが悪い
■おおまかな寿命の目安 と 走行距離の目安 一般的な使い方で、数万キロ程度もつことが多い 通勤メインで丁寧な操作なら、5万キロ以上もつ場合もある スポーツ走行や渋滞が多いと、1?2万キロ台でダメになることもある 「何キロで必ず交換」というより、使い方で寿命がかなり変わる部品です。
※半クラッチを多用する。
※ 高回転での急発進やウイリーなどが多い ※重い荷物やタンデムが多い
こうした条件が重なるほど、クラッチプレートの摩耗が早くなります。
■交換時の流れ
※ サービスマニュアルでクラッチ分解手順と規定値を確認
@ エンジンを止めて完全冷却させる。
A サイドスタンドよりもできればメンテスタンドやセンタースタンドで車体をまっすぐに立てる。
B シフトペダルなどクラッチカバーを外すのに邪魔な部品を先に外す
C オイル抜き ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜く オイルが抜けたらドレンボルトを仮締めしておく
D クラッチの分解
クラッチカバーを外す。
カバー周りのボルトを順番を覚えながら外す カバーを軽くこじって外し、ガスケットをきれいに除去する。
E クラッチバスケット側 クラッチスプリングボルトを対角線上に少しずつ緩めて外す 。
Fプレッシャープレートを外す。
中のフリクションプレートとスチールプレートを、取り出しながら順番を覚えておく 。
Gプレートの交換と組み付け
新品プレートの準備 。
フリクションプレートは事前にエンジンオイルに浸しておく 。スチールプレートは反りや傷を確認 組み付け 。
Hフリクションプレートとスチールプレートを、指定の順番で交互に組み込む。
I プレッシャープレートを載せ、スプリングとボルトを対角線上に均等に締める サービスマニュアル記載の規定トルクで本締めする 。
J仕上げと調整
カバー取り付けとオイル 新品ガスケットをセットしてカバーを取り付ける 。
Kカバーのボルトを順番よく均等に締め付ける 。
L規定量のエンジンオイルを入れる 。
Mクラッチワイヤー調整と確認
レバー側とエンジン側で遊び量を調整する エンジン始動後、ギアの入り方、発進時のつながりを確認 オイル漏れの有無をチェック。
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
役に立った
| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
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|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
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| 作業スキル | 初心者
プロ級
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| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
先日のシリンダーヘッドの交換と合わせてバルブの点検と交換もしました。
バルブ→弁ということなんですが、
【エンジンのバルブとは何ですか?】
‥ エンジンを自動車の心臓に例えると、エンジンバルブは心臓内部にある弁のような役割をする部品です。
心臓内部の弁は血液が流れる時に開き、それ以外の時は閉じて血液の逆流を防ぐ働きをします。
エンジンは吸い込んだ空気と燃料を燃焼室内で圧縮・燃焼させることで動力エネルギーに変え、その後、燃焼によって生じた燃焼ガスを排出します。
バルブにも種類が2つあり、それぞれの役目が有ります。
【インテークバルブ】と【エキゾーストバルブ】です。
【インティークバルブ】
‥混合気を燃焼室に吸入する弁の役割を担っています。
【エキゾーストバルブ】
‥燃焼室から燃焼ガス(排気ガス)を排出する弁の役割を担っています。
つまりは吸気用のバルブ(弁)のことで、バルブシート(バルブが接触する弁座)に密着しながら気密保持を可能とする形状が重要とされている。
私の場合は、何故か‥
【インティークバルブ】に欠けがあったので【インティークバルブ】を交換しました。→つまり、元々の設定より吸気が多いということになります‥おのずとやばいのは想像出来ますよね(笑)
バルブの故障の原因というか予防というか‥考えるのは
【バルブクリアランスの調整不良】
バルブクリアランス(タペット)の隙間が大きくなると、打音がし始めます。 エンジンが冷間の時に音が出るが、暖まると消える。 この様な場合は、隙間が大きいのですが、暖まると金属が膨張し隙間が小さくなるために音が消えます。
【手順】
@車体を水平に立てて下さい。
↓
Aガソリンタンク、シートを外す。
※これらを外さないとエンジンは外れません。
↓
Bインシュレーターを緩めます。
↓
Cエンジンオイルを抜いてください。
↓
Dデコンプワイヤーなどシリンダーヘッド付近の補機類を取り除きます。
↓
Eエンジンマウントのボルトを全て外す。
↓
Fエンジンを下ろします。
※重いので2人は必要になると思います
↓
Gエンジンの【シリンダーヘッド】のボルトを外す。
↓
Hバルブスプリングコンプレッサーを使ってバルブを抜いていきます。
↓
I10mmほど押し込んだらコッターが自然に外れます。
カムでリフトする範囲が10mmそこそこなので、10mmまでを目安に押し込みます。
※ スプリングはペイントが上ですね。
↓
Jコッターが外れるとリテーナーとバルブスプリングが外れます。
※コッターとリテーナーとバルブは当たりが付いているのでセットにして使うのが理想的。
↓
Kオイルシールを先に外します。
※ プライヤ―で引っこ抜きます。
↓
L2つのバルブを抜きます。
↓
M欠けとか錆びとか大丈夫そうなら軽く清掃して元に戻します。
駄目なら交換です。
↓
Nタンク、シートを戻す前にタペットクリアランスを調整しましょう。
※バルブクリアランス規定値は吸気が 0.07?0.12mm 排気が 0.12?0.17mm
↓
O元に戻してください。
ハッキリ言いますと‥これ、バイク屋さんに頼みましょう(笑)
カブとか小排気量なら出来ない事はありませんが、こんだけ大きなエンジンだと‥無理なさらず。
仮に中古でキャブ車を買って、なかなかセッティング出ないな‥って思ったらバルブをラスボス的な感じで考えるというニュアンスで(笑)
→私は結局、カムシャフトとかもやっちゃいました‥
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ NO・・・オススメできません。
役に立った
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