ユーザーによる HYPERPRO:ハイパープロ のブランド評価
オランダの高性能サスペンションブランド「ハイパープロ」。本国では救急車への採用があるなど、ストリートでのイレギュラーな路面を想定したその制震性能には目を見張るものがあります。アクティブと共同開発されたフロントフォークのラインナップも魅力です。
| 総合評価: | 4.3 /総合評価394件 (詳細インプレ数:362件) | |
|---|---|---|
| 買ってよかった/最高: | 189 | |
| おおむね期待通り: | 145 | |
| 普通/可もなく不可もない: | 42 | |
| もう少し/残念: | 9 | |
| お話にならない: | 9 | |
| 品質・質感 | 5 |
|---|---|
| コストパフォーマンス | 4 |
MT-07はシート高805mmでさほど足つき性は悪くない。ただ、絶対に立ちゴケしたくないならシート高をさらに下げるのは有効だ。道路は必ずしも平面ではないので、足を出した場所が窪地になっていることはよくあることだ。
リンク式サスの場合、シート高を下げるにはローダウン用リンクに変えるのが一番コストパフォーマンスが高いし、簡単だが、欠点はコーナリング性能が変化してしまうことだ。コーナリング性能は絶対に落としたくない。そこで、ハイパープロのローダウンスプリングを選んだ。
前後セットになっていることも重要なポイントだったし、フロントは専用のフォークオイルまでセットされているので、それも決め手になった。
フロントフォークスプリングの交換は、フォークオイルの交換をしたことがある人なら、さほど難しい作業ではない。取扱説明書も詳しい。
リアに関しては難易度はかなり高い。リアダンパーへのアクセスはMT07の場合、他のバイクより簡単である。ただ、アルミ製のクランクケースに接続されているため、私のMT07ではダンパー取付部が締め付けトルクによって内傾化していて、ボルトを抜いたにもかかわらず、ダンパーが外れず、閉口した。また、取り外したダンパーから、純正スプリングを抜き取って、ハイパープロのスプリングに交換するのは、専用工具が必要なので、ユーザーの手には余る作業である。
取付後の感想であるが、フロントに関しては、ダンピングが上がって、私好みのサスとなって大満足。リアに関してはダンパーは同じなので、車高が落ちるだけで、それほどの変化は感じない。
足つき性に関しては文句なしによくなった。2cm落ちだから、シート高785mmとなるわけだが、セカンドバイクのCBR250R(MC41)よりもよくなった。足つきUターンもやりやすい。
車高を落とすと、サイドスタンド使用時に傾斜角が不足しがちだが、これは問題ない。傾斜地駐車では逆傾斜にならないように車体の向きを配慮すれば、ショートスタンドに交換する必要は無い。
MT-07の場合、バンク角が不足して、バンクセンサーに当たりやすくなるが、私のMT07はバックステップに交換しているので、バンク角も問題ない。
コーナリング性能はノーマルよりは良くなったと思う。ただリアダンパーのダンピング不足は純正ダンパーのままなので、振られに弱いのもそのまま。
目的が足つき性の向上なので、コーナリング性能を犠牲にせず、その目的を果たせたので、交換して良かったと思っている。
一般ユーザーの場合、ショップがどの程度の工賃で交換作業をやってくれるかどうかが、採否の分かれ目になると思う。
なお、私のMT07は前期型である。サスセッティングが変更になり、リアダンパーが少し上等になった2018年以降の後期型では又違った仕上がりとなるだろう。
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