| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
|
|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
|
| 作業スキル | 初心者
プロ級
|
| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
【使用状況を教えてください】
アライのオフロード用フラッグシップモデル、V-CROSS4を実際に林道ツーリングやコース走行で徹底的に使い込んでみた。まず、このヘルメットを手にして誰もが感じるのは、アライならではの圧倒的な安心感と作りの良さである。独自の安全思想であるアール75をベースにした滑らかな帽体は、万が一の転倒時に衝撃を効率よく逃がすための究極の形状をしており、被った瞬間に頭全体が均一に包み込まれるような深いフィット感を得られる。
【届いたものはイメージ通りでしたか?】
他社製品と比べて最初は頬のホールド感がややタイトに思えるかもしれないが、走り出すとその適度な締め付けがブレを完全に抑えてくれるため、激しいギャップを超えるシチュエーションでも視界が全く揺らがない。この抜群のホールド性とフィット感のおかげで、長時間のライディングでも首や肩に無駄な力が入らず、重量バランスの良さも相まって数値以上の軽さを体感できる。
【取付けは難しかったですか?】
機能面で特に感動したのは、圧倒的なベンチレーション性能の高さである。アイポート上部に設けられた絶妙な隙間が、走行風を効率よく内部へと導き、ゴーグル内の曇りを瞬時に解消してくれる。さらに、口元のマウスダクトから流入する空気の量はオープンフェイス並みにダイレクトで、息苦しさを感じやすいハードなエンデューロ走行でも常に新鮮な空気を呼吸することができる。
【使ってみていかがでしたか?】
後部に配置されたディフューザーと排気ダクトは、内部にこもる熱気や湿気を驚くほど強力に吸い出してくれるため、夏場のタフなライディングでも頭部が不快な蒸れに悩まされることはほとんどない。また、バイザーの設計も秀逸で、前モデルより延長されて泥や飛び石からのプロテクション性能が大幅に向上しているにもかかわらず、高速道路の巡航時でも風に煽られる抵抗感が巧みに軽減されている。
【付属品はついていましたか?】
左右に角度をつけた形状により泥はけも良く、実戦を見据えたリアルな機能美が随所に光っている。一方で、いくつかの明確なデメリットや注意すべき点も浮き彫りになった。最も顕著なのは、圧倒的な通気性と引き換えに生じる冬場の圧倒的な寒さである。
【期待外れな点はありましたか?】
シャッターで完全に閉じられないエア穴が存在するため、冷気が容赦なくヘルメット内部を駆け巡り、冬のロードセクションでは顔面が凍りつくような冷たさに晒される。また、風を積極的に取り込む構造ゆえに、高速道路での風切り音はフルフェイスやアドベンチャー系モデルに比べてかなり大きく、インカムの音声が少し聞き取りづらくなる場面もあった。
▼他にもこんな項目があると役立ちます
取付けのポイントやコツ/説明書の有無・わかりやすさ/注意点/一緒に購入するべきアイテム/メーカーへの意見・要望
頑丈なスネル規格をクリアする強固なPB-cLc帽体を採用しているため、安全性を最優先した結果として、手に持ったときの実重量はライバル他社の軽量オフロードモデルよりも確かに重く感じる。
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