| 使用シチュエーション | 街乗り向き
ツーリング
サーキット
|
|---|---|
| 効果 | 効果なし
効果あり
|
| 作業スキル | 初心者
プロ級
|
| 品質・質感 | 5 |
| コストパフォーマンス | 5 |
【使用状況を教えてください】
私はこれまで、主に250ccクラスまでのスクーターを何台も乗り継ぎ、駆動系のメンテナンスはすべてプライベートで行ってきました。スクーターの変速の要であるセカンダリーシーブやトルクカムのグリスアップには、長年定番とされている同じヤマハ純正のグリースEを使用していました。グリースEも非常に優れたウレア系極圧グリスであり、通常の使用範囲において大きな不満を感じたことはありませんでした。
【届いたものはイメージ通りでしたか?】
しかし、排気量を上げたビッグスクーターや、高負荷な走りを繰り返すチューニング車両をいじるようになってから、もう少し油膜の保持力や耐熱性に余裕があるケミカルを探すようになり、この大排気量車向けに指定されているグリースHを試してみることにしました。まず缶を開けて中身を確認したときの第一印象は、その独特の質感と硬さです。グリースEがカスタードクリームのようなやや滑らかで伸びの良い質感であるのに対し、このグリースHは明らかに一段階硬く、ねっとりとしたウレア系特有の強い粘り気を感じます。
【使ってみていかがでしたか?】
色は不透明な白色系で、指先で少し練ってみると、強い圧力がかかっても油膜が絶対に途切れないだろうと思わせるような重厚な手応えがあります。ヤマハの公開しているデータや成分を調べると、産業用でも非常に評価の高い高級ウレア極圧グリスがベースになっているようで、耐熱性と極圧性能に関しては折り紙付きと言えます。
【注意すべきポイントを教えてください】
実際にトルクカムを完全に洗浄し、脱脂した状態でこのグリースHを塗布していきました。溝の奥やオイルシールのリップ部、そしてガイドピンの周辺にしっかりと充填していきます。粘度が高いため、塗る際には少し力が必要で、薄く均一に伸ばすのには少しコツがいりますが、そのぶん金属表面への付着性は凄まじく、一度塗りつけた場所から垂れたり動いたりする気配がありません。
【他商品と比較してどうでしたか?】
セカンダリーシーブの組み立て時、過剰に塗りすぎると遠心力でクラッチ側に飛び散り、ベルトの滑りを引き起こす原因になるため、溝にはしっかり詰めつつも、余分な部分は綿密に拭き取る必要があります。このあたりのシビアさは、どの駆動系グリスでも共通ですが、粘度が高い本製品は拭き取り時の手応えもしっかりしています。
▼他にもこんな項目があると役立ちます
取付けのポイントやコツ/一緒に購入するべきアイテム/メーカーへの意見・要望
組み込みを終え、クランクケースカバーを閉じて実走テストに移りました。エンジンを始動し、アイドリングからゆっくりとスロットルを開けていくと、驚くほど滑らかにクラッチが繋がり、滑り出すようなスムーズさで加速が始まりました
※この商品は友人や知人におススメできますか?⇒ YES・・・オススメできます。
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